木目込み人形界を代表する江戸木目込人形の伝統工芸士「木村一秀」作のお人形です。
笹目書きという手法により丁寧に手書きされたかわいい顔。子供が瞼を軽く閉じたような優しい顔をしています。
衣装は正絹の蘇州刺繍が施された最高級帯裂を使用しています。
蘇州刺繍は髪の毛よりも細い糸を用いることで刺繍表面の盛り上がりが少なく上品な刺繍で、
糸はシルク100%の染色糸を使用しているため美しく高級感のある仕上がりになるのが特徴です。
鶴や七宝文様、菊などおめでたい柄が散りばめられています。
薄いグレーの飾台に、少し濃いグレーの和紙をベースにした屏風。
屏風には箔押しで円を配置したシンプルで上品なデザインになっています。
お道具は伝統的な菱三宝ですが、お餅の色が発色の良い緑白赤と異なり、
トーンを落とした赤と白ピンクを基調とし、周りを邪魔しない色使いになっています。
その他は焦げ茶のバラとベージュのマリーゴールドをアレンジしたお花に加え、
LED付きの黒い油灯のセットです。
コンパクトかつシンプルですが、非常に価値の高い伝統的な木目込み飾りです。
商品情報
セット内容:雛人形・平飾台・屏風・親王台・前飾り・花・油灯・作札
重量:2800 g
サイズ
間口50×奥行27×高さ23.5(cm)