衣裳着人形
華やかに仕立てられた十二単を着たお雛様。
お人形とは別に衣裳を作り、
人間が着付けをするのと同じように
衣裳を着付けています。
お顔や姿も人間に似せて作られており、
まるで生きているかのようにリアルで
細部まで美しく気品のあるお人形です。
まるで人間のようなお顔
衣裳着人形のお顔は、大きく分けて「京風」と「関東風」の2種類に分けられます。
京風の顔は切れ長の目に鼻筋の通った、とても高貴で細面のお顔。いわゆる京美人でモデル風の顔立ちです。
関東風の顔は、目がパッチリしていて頬のあたりがふっくらとしており可愛らしく、現代人に近いお顔立ちです。俳優・女優やアイドルといったところでしょうか。
お子様の顔を思い浮かべながら、「うちの子はモデル系?それともアイドル系?」などと考えながら、お雛様のお顔をじっくり見比べながら選んでみてはいかがでしょうか。
バリエーション豊かな衣裳
着物に使うような豪華な金襴や友禅染などの織物、着物の帯地をそのまま使用した高級品など、衣裳の種類がとても幅広いのも魅力。
日本の伝統色を使った和文様など、シンプルで素朴な柄の金襴の衣裳が伝統的なお雛様の衣裳です。
最近は水色やパッションピンク、パステルカラーの明るい色で、花柄やうさぎなどの動物柄が入ったかわいらしい衣裳が増えています。
選ぶ感覚は洋服と違うかもしれませんが、「お子様に似合うものはどれかな?」という視点で選ぶのもおすすめです。